なぜ虫歯になるのか

なぜ虫歯になるのか

こんにちは。

小児歯科担当の伊藤です。

今年も残すところあとわずかとなりました。2023年は長きにわたり苦しめられた新型コロナウイルス感染症が5類となり、様々な行動制限が解除されることで、コロナ前の日常が戻って来ました。この年末年始を以前の様にご家族や親しい方と過ごされる方も多いかと思います。そのような中で、今年最後のテーマとして『赤ちゃんに虫歯菌が感染する』ということについてお話ししようと思います。

 

ご存知かも知れませんが、赤ちゃんはお口の中がほとんど無菌の状態で誕生します。その後親子のスキンシップなど、大人と触れ合うことによって虫歯菌に感染します。

虫歯菌がうつらないようにコップやスプーンなど食器の共有を避けることが虫歯を予防する方法であると考える方も多いようですが、最も大切なことは養育者が健康な口腔内を維持しているということです。

お子様だけでなく、皆様が定期的な歯科検診を受けることで、虫歯や歯周病のない口腔内を保ちながら、お子様の子育てを送ることが子どもの虫歯を予防する上で最も大切と言えます。

来年も皆さまのお口の健康管理を一緒にサポートさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

今年も1年間ありがとうございました。