歯垢と歯石の違い
こんにちは^^
まだまだ暑い日が続きますが体調おかわりはないでしょうか。
今日は歯垢と歯石の違いについてお話しします!
歯垢は別名プラークとも呼ばれる白色または黄白色のネバネバした細菌のかたまりです。
1gの歯垢のなかに約1000億個以上の細菌が付着しているといわれています!!!これを放っておくと菌の作った酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、むし歯をつくってしまいます。
歯に付着したほとんどの細菌は唾液の働きによって流されますが、歯垢は水に溶けくい性質のため、歯にしっかりと付着して増殖してしまいます。そのため歯ブラシや歯間ブラシを適切に使う事で付着した歯垢を除去することが大切になります。
歯石は、歯垢に唾液の中にある成分のカルシウムとリンが付き石灰化したかたまりです。
歯ブラシや歯間ブラシで取り除けないため、歯科医院での専用の器具による処理が必要になります。
歯石の表面はザラザラしているため、ここにさらに歯垢が付きやすい環境を作ってしまいます。歯垢の中の細菌が歯周病を引き起こし、進行すると歯茎の腫れや出血、さらには顎の骨が溶ける原因となり、最終的に歯が抜けることもあります。
歯の表面に残った食べカスは約2〜3時間で歯垢になり、そこから約1〜2日経つと硬くなりはじめ歯石に変わっていきます。
大切なことはその日の汚れはその日のうちに磨いて除去することです!
定期検診ではリスクの高い部分など一緒に確認してむし歯や歯周病の予防をしていきましょう!