歯を失う原因とは?
皆様こんにちは。
早いもので今年も残すところあと一ヶ月ですね。
引き続き体調に気をつけて過ごしていきましょう!
突然ですが、皆様は歯を失う原因に多いのは何か分かりますか?
歯を失う原因第1位は歯周病です。(41.8%)
歯周病はお口の中の常在菌によって引き起こされる炎症性感染症で、
歯を支えてくれる骨などが溶けてしまう疾患です。
「全世界で最も患者の多い病気」としてギネスブックにも載っているそうです。
歯周病は進行の程度により歯肉炎→歯周炎に変化します。
歯肉炎の段階で治療すれば元の状態に戻りますが、進行して歯を支える骨まで溶けてしまうと元の状態に戻すのは難しくなります。
ただし歯周炎となっても歯科医院での治療やクリーニングとセルフケアにより進行を食い止めることは可能です。
歯周病は痛みがないまま進行するので、定期的な歯科検診を受け予防していく事が大切です。
歯周病菌は出血部位から血管内に侵入することで、血流に乗って全身に行き渡る事ができ、全身の疾患に影響を及ぼします。
歯周病が関係する全身疾患は
・脳梗塞
・心筋梗塞
・認知症
・誤嚥性肺炎
・動脈硬化
・糖尿病
・早産、低体重児出産
・関節リウマチ
などです。
ちなみに歯を失う原因第2位は虫歯(32.4%)
第3位は歯が折れてしまう破折(11.4%)
その他が13.8%です。
どの場合でも早めにリスクに気づくことができれば歯を残せる確率を上げる事はできるので、不具合がなくても定期検診・クリーニングに是非いらして下さい!
お待ちしております^^








