第36回日本障害者歯科学会

第36回日本障害者歯科学会

こんにちは小児歯科担当の伊藤です  

日ごとに寒さが身にしみる頃となりましたが、みなさん体調を崩されたりはないでしょうか?

普段からこどもと一緒に過ごす時間が多いため、この時期は特に体調管理には気をつけるようにしています。

そんな冷え込みも厳しくなった東京を昨日出て、今は気温20℃もある岐阜に滞在しています。岐阜は実家がある場所ではあるのですが、その滞在理由は日本障害者歯科学会に参加するためです。

岐阜というとピンと来る方は少ないかと思いますが、今現在多少の盛り上がりを見せている来年の大河ドラマ “麒麟がくる” の舞台にもなる、数々の偉人が過ごした歴史ある場所です。今回はそんな岐阜で開催されている日本障害者歯科学会に参加しました。

 

今回の大会は『いのちを育み,支える歯科医療』をテーマに、ライフステージを見据えた障害児・者への歯科治療や医療的ケアを共有し合うことを目的として開催されました。

近年小児歯科学分野においては、口腔機能の発達が非常に重要視されています。障害の有無に関わらず、こどもの食べる機能の発達には個人差があることから、小児歯科歯科医としてどのようにサポートしていくかを考える良い機会となりました。

歯の生え方だけでなく、食に対する積極性や発達の程度など、自分の前にいるこどもの特徴をしっかり理解し、その個人に合わせた手助けが重要であると強く感じました。

 

今後も小児歯科担当として単にこどもの虫歯治療に専念するだけでなく、食育の一端を担えるようなお手伝いをしていければと思います。